月曜の朝に、軽く読めて前向きになれるニュースをお届け!


【アジアスズメバチをAIで探知・追跡可能に】

イギリスの大学で、アジアスズメバチを特定するAI探知システムが開発されています。
このスズメバチは、人が刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こすことがあり、ミツバチのコロニーを壊滅させるなど、イギリスでも深刻な問題となっている外来種です。

エクセター大学の研究者によれば、「VespAI」と呼ばれるこのシステムは、ほぼ完ぺきな精度でスズメバチを検知できるとのこと。
検知された個体はそのまま捕獲され、巣まで追跡が可能です。検知対象であるスズメバチを捕獲し、巣まで追跡します。

日本でもスズメバチによる被害は毎年報告されており、グローバルな貿易が当たり前の現代では外来種の問題も深刻です。

こうしたAI技術が、今後は外来生物や昆虫の対策に役立つ時代が来るかもしれませんね。

🔗出典:
GOOD NEWS NETWORK
「University Develops AI to Detect Invasive Asian Hornets」By Andy Corbley(2025年4月12日)
https://www.goodnewsnetwork.org/exeter-university-develops-ai-to-detect-asian-hornets/


【贈られた救急車、スリランカで150万人を救う】

2016年、近隣国の友好の証として、インド当局がスリランカへ88台の救急車を譲渡しました。

10年が経ち、その贈り物たちは150万人もの人々を乗せ、救急治療を提供しました。
今ではさらに台数が加えられ、現在は322台が稼働中。昼夜問わず、無償の救急搬送を行っています。

スリランカの保健、メディアの担当大臣であるNalinda Jayatissa氏は「今後もスリランカの人々を救うでしょう」とコメント。
実は日本も、過去にスリランカへ救急車を寄贈したことがあるそうですよ。

🔗出典:
GOOD NEWS NETWORK
「88 Ambulances Gifted by India Have Helped Sri Lanka Save 1.5 Million Lives」By Andy Corbley(2025年4月10日)
https://www.goodnewsnetwork.org/88-ambulances-gifted-by-india-have-helped-sri-lanka-save-1-5-million-lives/

埼玉新聞
「日本との友情の証し、大切に 埼玉・川口市、スリランカへ救急車を寄贈」(2021年5月29日)
https://www.saitama-np.co.jp/articles/8558?qrkydog_paris2024_page=MEDAL-RANKING———————-


【渡り鳥のお手伝い ホオアカトキを空へ】

一度絶滅しかけた渡り鳥のホオアカトキ。

飛行ルートは雛に受け継がれず、気候変動で通常のルートは危険に!

2004年からオーストリアのチームは繁殖と渡るルートの刷り込みをしてきました。親のあとを追って飛ぶように、実際に生物学者も一緒に飛び誘導。

さらに近年の気候変動に合わせて、新ルートの考案も行いました。

飛び立ったホオアカトキが成長し、そして生まれ育った故郷へ飛び立つのに、さらに3年かかるそうです。
日本でもトキの繁殖がニュースになったことがありますが、種の減少や気候変動という問題が重なっても必ずしも絶滅という道に限られるわけでないのですね。

🔗出典:
Positive.News「Soaring high with a flock of birds and their human ‘foster parents’」by Robin Eveleigh(2025年4月8日)
https://www.positive.news/society/soaring-high-with-a-flock-of-birds-and-their-human-foster-parents/


後記

今回は試験的に、月曜の朝にポジティブニュースをまとめてみました。
今後はテクノロジー中心の明るい話題も取り上げることを考えています。

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